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歯医者なら岡崎市の康生歯科医院

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周術期の口腔ケアとは

時々、周術期(手術前後の期間)の口腔管理のため、医科から手術前の患者さんの口腔ケアを依頼されることがあります。

歯の治療をするわけじゃないのに、なぜ口腔ケアをするの?と疑問に思われるかもしれませんが、

口腔内の細菌が増加すると、傷口が感染を起こし縫合したところが治りにくかったり、肺炎を起こす原因になってしまうのです。

さらに口腔を含めた頭頸部の手術では、咀嚼や嚥下機能に関連する組織に欠損を生じるため、そのリスクは高まります。

術後も気管挿管が必要な場合は、気管内チューブを介した口腔内細菌による肺炎予防のために、術前とチューブの留置中は口腔内の清掃が重要になるのです。

というように、口腔ケアがとても大切なのです!
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大きな手術をしたり手術部位によっては、術後しばらくは思うように歯磨きができないこともあると思いますので、術前に清潔にしておけば全身にとって感染リスクを下げることができます。

術後、体調が安定したらもう一度歯科医院で検診やクリーニングをしておくと、より良いですね!
o(^-^)o