2025/09/16
「すきっ歯が気になる」という主訴で歯科矯正の相談に来られる方もいらっしゃいますが、自分で治すことができたらとても嬉しいことですよね!(^o^)/
実は、小児の時期であれば改善させることができることもあるんです!(^-^)v
しかし、永久歯が生え揃い顎の成長が終わってしまった成人では、残念ながら自力で治すことは不可能です(*^_^*)
歯並びは、歯と顎の大きさのバランスで決まります!
顎が大きいのに歯が小さい場合や、
歯の本数が少なかったり、歯が矮小歯という小さな形で生えてきたりする場合もすきっ歯になりやすいです(´・_・`)
あとは上唇小帯の位置が低い場合も、上の真ん中の前歯が離開してすきっ歯になってしまいます。
調べてみるとどうやら、インターネットやドラッグストアで、自分でできる成人用の歯列矯正マウスピースが販売されているようですが、
歯は見た目が良ければそれで良い!というわけではなく〝噛み合わせがとても大切〟です(^。^)
素人が自分で歯を動かすには限界があるとは思いますが、それをしたことによって噛み合わせが悪くなってしまい、それまでより噛めなくなってしまったら元も子もありません!!(>人<;)
やっぱり歯科医院でしっかり歯科矯正をしてもらうことが1番安心で、治療後の満足度が高いと思います♪(
´▽`)
小児の場合、永久歯への成長過程で、すきっ歯になることがあります。
6歳〜9歳頃に見られる、上の真ん中の永久歯の正中に隙間が開くのは〝みにくいアヒルの子の時期〟と呼ばれ(ちゃんと教科書にも載っている専門的な用語なんですよ(^。^))、
上の犬歯が生えてくると前歯を正中に押し込み、その隙間が埋まってくる場合が多いです(^-^)
あとは、小児期の悪習癖ですきっ歯になってしまうこともありますので、それをやめさせることも大切です!
例えば、指しゃぶりをしたり舌で前歯を押す癖があったり、唇の力が弱く口がいつもポカンと開いている場合です(^_^*)
歯は継続的に掛かる力で動いてしまうので、悪習癖をやめ、唇の力を付け、正しい舌の置く位置(舌が上顎全体に触れていて、舌先が前歯の根本の歯ぐき付いている状態)を練習すると良いですよo(^_-)O
そして、お口ポカンになってしまう場合は、唇の力を付けるトレーニングもあるので、歯科医院に相談してみるのも良いと思いますp(^_^)q
ということで、
すきっ歯は、成人になってしまうと自分で治すのは難しいですが、小児であれば正しい舌のポジションを身に付けたり唇の筋力を付けたりして、定期的に歯科医院で歯並びを診てもらうことで、すきっ歯になりにくくなりますo(^▽^)o
歯並びで気になることがありましたら、お気軽にご相談くださいね(^-^)/