2025/12/12
口腔内にインプラントを入れたのに歯科医院でのメンテナンスをせず、そのままほったらかしになっていませんか?∑(゚Д゚)エッ
もしかしたら気付かないうちに〝インプラント周囲炎〟になってしまっているかもしれませんよ!(>人<;)キャー
インプラント治療をお考えの方も事前に知っておいていただきたいので、今回はそのことについてお話をしますねo(^_-)O
【まずインプラント周囲炎とは?】
字の通り、インプラントの周りに起こる炎症のことで、
初期段階ではインプラント周囲粘膜炎という歯ぐきに限局した炎症が起こり、その後、インプラント周囲の骨まで細菌感染が進行するとインプラント周りの骨が吸収し始めます。
このインプラント周りの骨吸収が起きている状態をインプラント周囲炎と言います(*_*)
【どんな症状が出るのかというと??】
●歯ぐきが赤く腫れている
●歯磨きをすると出血する
●歯ぐきから膿が出てくる
●噛むと痛みがある
●インプラントがぐらぐらと揺れる
など、
いわゆる歯周病と同じような症状がインプラントでも起こるということなんです(*^_^*)
噛むと痛い、インプラントが揺れる、まで症状が出てきている場合は重度のインプラント周囲炎まで進行してしまっている状態です(°_°)イツノマニ…
【気になる原因とは??】
①プラークによる細菌感染
→インプラントも歯と同じようにプラーク(細菌)が溜まってきます。歯磨きが十分にできていないと歯ぐきが炎症を起こします。
②歯ぎしりや食いしばり
→インプラントは過度な力に弱いです。歯ぎしりや食いしばりで、インプラント周囲の骨が吸収してくることがあります。
③糖尿病などの全身疾患
→特に糖尿病と歯周病の関係は深く、糖尿病で血糖値がコントロールできていないと、歯周病も進行しやすいことがわかっています。
歯だけでなくインプラントも同じように糖尿病の罹患によってインプラント周囲炎のリスクが高まります。
④喫煙
→喫煙もリスク因子になります。
喫煙をすることで、血管内の酸素が不足し十分な栄養が行き渡りにくくなることで細菌に対する免疫力も下がってしまいます。
【どんな治療をするのかというと??】
●インプラント周囲粘膜炎の場合
→主に、歯ブラシや歯間ブラシなどの清掃用具が適切か確認し磨き方のアドバイスをさせていただきます。そして、歯科衛生士によるクリーニングを行います。
●インプラント周囲炎の場合
→上記のブラッシングの確認、クリーニングの他、進行状態によっては外科手術が必要になります。
痛みが出ていたり動揺がある場合は、残念ですがインプラントを撤去します。
【インプラント周囲炎にならないためには??】
●毎日の丁寧な歯磨き
●歯科医院での定期的なメンテナンス
●就寝時にマウスピースを付けて歯を守ること
●規則正しい生活をすること
これがとても大切なことですp(^_^)q
康生歯科医院では3カ月毎のメンテナンスが必要であると、インプラント治療を始める前のカウンセリングの段階で、しっかり患者さまにお伝えをしています(o^^o)
インプラントを一生使っていただくために守っていただければと思います!(^-^)v











