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子どもも歯ぐきが黒くなる!?

禁煙。これがなかなか難しいと聞きます(´・_・`)

私はタバコを吸ったことがないので、正直どれだけ大変なのかはわからないのですが、「禁煙したい!」という方が、少しでも成功できるようにと思って今回のブログを書きます!(^_-)

喫煙による害はいろいろありますが、これはご存知でしょうか?

『受動喫煙によって、子どもの歯ぐきが黒くなってしまうことがある』Σ(゜д゜lll)

喫煙すると、
ニコチンによって毛細血管が収縮し、血管内の血液の量が減り黒ずんで見え、そしてタバコの有害物質から歯ぐきを守るために色素沈着を起こします。

それが受動喫煙でも同じことが起こるのです。

子どもは感受性が高いため受動喫煙の影響を受けやすく、データによると、

子どもの歯肉着色は、両親のいずれかが喫煙者であると、非喫煙者の両親に比べ5.4~5.6倍、
子どもの尿中ニコチン量は、両親が喫煙者だとなんと30倍にもなるそうです!(文献より)
※もちろん喫煙本数やリビングでの喫煙はさらに増えます(-.-;)y-~~~
※色素沈着の原因は喫煙や受動喫煙だけとは限りません

しかし!!!
逆に禁煙をして受動喫煙がなくなれば、子どもの歯ぐきがキレイなピンク色に戻る可能性があります!!
身体の細胞の代謝によって改善されるものなので、元のピンク色に戻るには5年、10年、それ以上かかるかもしれませんが、子どもが大きくなって自分の歯ぐきの色にコンプレックスを持たないようにと思い、禁煙にチャレンジしてみても良いかもしれませんね!(o^^o)

【参考文献】
1)Hanioka T et al.Association of Melanin Pigmentation in the Gingiva of Children With Parents Who Smoke.Pediatrics 2005;116:e186-90.
2)小石剛,岡崎好秀.やっぱり歯グキは黒くなる?
幼児期における歯肉色素沈着と尿中ニコチン濃度との関連.小児歯科臨床2013;6:45-53.